さくらんぼ狩りに来ていただいたお客様だけが作れる、おいしいジャムの作り方です。
砂糖とレモン汁少々を混ぜて煮るだけです。
サクランボ、砂糖、レモン汁、それぞれお好みの量でかまいません。
サクランボジャムなんて滅多に作らないでしょうが、分量はお好みでよいのです。
ポイントは、使用するサクランボ。
実はそれぞれの品種ごとに仕上がりに差があります。
おススメは、紅さやか。
佐藤錦の前にお店にならぶ、口紅のように鮮やかな赤い色のさくらんぼです。
佐藤錦より安価ですが、どこでも売っている品種ではありません。
紅さやかが鮮やかできれいな赤い色の場合、甘味は薄いので砂糖の分量が増えます。
紅さやかが熟してくると紫色、または黒紫色になります。
すると甘味が増しておいしい!
これをジャムにするのがおススメなのです。
佐藤錦で作ると茶色の見た目がパッとしない出来上がりですが、紅さやかはブルーベリーに近い色に仕上がります。
しかし、紅さやかは美しい赤い色がウリなので、紫色のさくらんぼはあまり出回りません。
黒紫色の紅さやかは流通しないので、産地に行くしかないのです。
とくに、熟して樹の上で干からびているのが最適!
甘味濃厚で生で食べてもおいしい!
これこそ農園に来ないと手にはいりません。
6月下旬のころ、自分で収穫して1㎏いくらと、格安になる場合があります。(いつもではありませんが)
その時はぜひ、サクランボジャム作りにチャレンジしてみてください。
※鍋で煮るときは、かき混ぜながら煮て下さい。その場を離れると焼け付いてしまうので要注意。実ごと煮て、あとで種をとるほうが簡単です。