果物狩り、さくらんぼ狩りの営業のほかに、さまざまな果物を栽培して地方発送などをしています。その一つがポポーです。
最近ポポーがテレビやマスコミで紹介されてからポポーの周辺が少しだけ騒がしい。
農園のフェイスブックでもアクセスが一番多かったのがポポーの花・・・
みなさん、そんなにポポーに興味をお持ちで?
そのわりに売れていません・・・
園主の好奇心と道楽で植えているポポー。話題性ばかりで実利に乏しい。
その名前の珍妙さ具合が農園での立ち位置具合。
ポポーは病害虫に強く無農薬でも栽培できることから、戦後は広く庭木として広く普及していたようです。
ご年配の方で懐かしい!と言われる方も多いです。
《貧乏人のバナナ》などと言われ、栄養価やカロリーもバナナと似ています。
森のアボガド、とも言われますが、アボガドのようにカロリーが高いわけではないようです。
収穫直後は美しいグリーン色で、だんだん黒いシミが広がっていきます。
この黒ズミが傷んだようにみえて、商品としては流通しにくいようです。
収穫したらすぐに冷蔵庫に保存しています。
ねっとりした食感で、トロピカルで個性的な香りも好き嫌いが分かれます。
少し大きめの種が数個入っています。
《どんな味ですか?》と、毎年なんども聞かれるとだんだん口も重くなります。
食べてみないとわからない味なので、どうか買って食べてみてください。
買うときも、どんな高価なものを買うのかと思うくらいの一大決心をして買っていかれます。
1個200円くらいなので気楽に買ってください。
おいしいポポーにあたると本当においしいんです。
アイスのような、マンゴーのような、あまくてねっとり。
どれがおいしいかいまひとつ判断できません。
収穫量が少ないのでスタッフが味見できる実も限られているのです。
管理人が食べて一番おいしかったのは、売れ残りを捨てようとした12月、食べてみたらとってもおいしいんですよ!
だからといって12月まで待っているのはおすすめできません。
30本くらいポポーの木を植えましたが、枯れてしまって数本しかありません。
根の張り具合が農園の土に合わないのです。
負けずに新しく植えてみました。なんとか育ってくれればいいのですが・・・
9月下旬から収穫します。
ポポーを目当てに遠方からくるお客様もいらっしゃいます。
販売量が少ないので、どうしてもポポーが欲しくていらっしゃるお客様は事前に電話でご確認ください。
オンラインショップでも販売しており、9月になったらご案内します。