山形のさくらんぼ狩り くだもの狩りは、大将錦開発農園の山形チェリーランド・上山観光フルーツ園へ!

農園だより 41号

一部抜粋    2017年10月発行

ごあいさつ

虫や病気の発生、花のさく時期、実の育ち方、さては台風や豪雨による災害まで、天候ひとつで大きく左右されます。

 

この夏は、突風でビニールをはがされたり、土砂降りのなかでの高所作業もありました。

 

たいへんだからこそ収穫の喜びも大きいものでした。

 

現在、長雨の影響も一部でているものの、天候はまずまず。

 

秋本番をむかえ、果物狩りの対応、出店、ラ・フランスやりんごの収穫とてんてこまいの上山フルーツ園でした。

 

・・・・・・この冬は大雪かなぁ・・・・・        部長 大澤 2017年秋

作柄報告 2017

真っ赤に色づくおいしいりんご
手前は世界一りんご 奥の赤はガマズミ モデルは農園の看板娘  看板娘に会いたいなら農園にきてください。

さくらんぼ・・・咲いた花の一割も実になれば豊作なのに、ほとんどが実になってしまった。

このままでは赤くもならないし味もさっぱりになってしまう!

 

小豆粒大の実を間引きする作業を全員で1週間行う。

初めての作業で時間もかかる。広大な畑の1本でも多くの木をまわらねば・・・

少しでもおいしくなるための作業を収穫直前まで行う。

 

さらに低温続きで生育が大幅に遅れた。

 

7月上旬には35度以上の猛暑日が続き高温障害が発生。

人間がばてる暑さは果物にも悪い。

 

さくらんぼの敵である病害虫が暑さのため繁殖せず、逆に日持ちがよくなる。

8月中旬までさくらんぼ狩りできた新記録。

 

 

プラム月光・・・8月の日不足が心配されたが、10月も販売できる量と質を維持できてひと安心。

 

モモ・・・日照不足に一番なやまされた。

今年もトラック1台分はすてる。

近所の店では<あまくありません>と表示していたほど、どこの産地のモモもたいへん。

 

和梨・・・台風で収穫直前の和梨が3割落ちた。

それを台風梨として販売すると即日完売。

梨はもぎとりのお客様に人気で不足する。

 

ラ・フランス・・・今年もよく育って大玉ぞろい。

 

りんご・・・秋が暑すぎず朝晩寒いので上出来。

みなさまからのお声&おババ

 

●さくらんぼを娘宅に送っていただきましたが、「食べるのがもったいないくらいきれいで、食べたら(?)とてもおいしかった」とよろこんでいました。

                      <大阪府 I様>

●さくらんぼ、とてもおいしくいただきました。私どもは食べて満足感をあじわっていますが、愛情こめてひとつひとつ丁寧に接しておられる様子を思い浮かべています。ありがとうございました。           

                      <京都府 O様>

●毎年友人らが月光を楽しみに待ってくれています。3歳から90代までの家族でスケッチまでして十二分に目からも口からも楽しんでくださっています。作ってくださってほんとうにありがとうございます。

<兵庫県 K様>

●マダムの詰合せが届き、マダムがそれぞれの果物に名前をつけてくださっていることや、お手紙が入っていたことを聞きました。おいしかったです、ありがとうございました。

<神奈川県 L様>

 

おババ

各方面のお客様にご用命を賜り心よりお礼申し上げます。

 

本年も終盤を迎えようとしています。

18号台風は夜から昼まで続き、落下も多く始末に手をとられました。

ラ・フランス、和梨が被害にあい、ラ・フランスは廃棄処分となりました。

 

9月からのマダムの箱には皮ごと食べられるシャインマスカットを一部いれてみました。

 

桃は7月末から10月まであり、日照不足で甘味が減少し、それなのに大きくて甘かったですよと言って下さる方もいてありがたかったです。

 

毎年、小学生が農園を訪れ、果樹栽培の校外学習を行います。

にぎやかにりんごを収穫、あけびの油いためをご馳走すると、かわいい歓声が山じゅうに響き渡ります。ふるさとのほろ苦い味を子供たちは十年後覚えているのかしら・・と思いつつ、子供用に砂糖おおめで料理しています。 

byおババ