山形のさくらんぼ狩り くだもの狩りは、大将錦開発農園の山形チェリーランド・上山観光フルーツ園へ!

農園だより 44号

一部抜粋    2017年10月発行

さくらんぼ狩りは6/5から

 

さくらんぼの収穫にむけての一歩は雨よけビニールはり。

高さ4,5メートルのパイプの上に登り、一枚が100メートルのビニールをさくらんぼの木の上にはる危険な高所作業。

昨年はビニールを張った当日に、そよ風でビニールが剥がされ破けるというありえない事態が発生。

破けたビニールを修理するのは難しく、生きているだけで精一杯の園主に大激怒される。

 

ビニールは約二か月間、台風の雨風にもたえてさくらんぼを守らなくてはいけないのです。

暴風雨の夜に、懐中電灯をつけながら飛ばされたビニールを直したこともある。

今年は気合をいれて準備しています。

 

今のところ順調な生育ですが、はっきり状況がわかるまでは「さくらんぼなんたべ、なたべが?」が毎日の農家の合言葉。

しかしそれより問題なのは、深刻な人手不足。収穫する人が足りない、いないのだ。

 

 

園主が開発した大将錦、世間に発表してから30年ほどになります。

新品種でも淘汰されて消えるものが多い中、相変わらずの人気で皆さまのおかげです。

 

箱にはまったくお金をかけない、商売気のないケチな私ですが、今さらながら箱と中味が釣り合わないと気が付き、思いきって大将錦専用の一キロ箱を昨年から導入したところ、大変好評でした。高級感ある黒い箱に、大将錦の開発物語がさらりと書かれています。

さくらんぼも箱もお楽しみください。